無名戦士OLのつぶやき VOL3. 『お芝居をすること』

おばんです。

中学生の頃に母とユニバーサルスタジオジャパンに行った記憶。

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みんなは知っているだろうか?オズと魔法使いのもう一つの話、WICKED。動物と人間が共存し、同じ言語を話す不思議な国エメラルダシティが舞台となったお話。

ある日その言語が共存できず、エメラルダシティが崩壊の危機に陥ってしまう。崩壊の危機のことに人々は知らず、とある全寮制の大学に緑の肌をした女、エルファバが入学する。彼女は自身の肌の色でいじめられる人生であり、自由で偏見のないエメラルダシティに憧れを持つ。それからというものの大学内でもいじめは続いたが同室になったグリンダと友達になり・・・っていうお話。(文字的限界まぢ卍)

 

昔、USJにオズと魔法使いのブースがあって、USJに行く機会があれば、WICKEDのミュージカルを見た。

それが好きで、劇団四季のWICKEDも見に行った気がする。さすが劇団四季の男優や女優さんの迫力にみとれてしまって、スタンディングオーベーション。その余韻から憧れて高校生では演劇部でWICKEDのフィエロ役を演じたこともある。

 

イザコザがあって写真界隈を出て1ヶ月。

未だに1か月たってからも尚、クズと呼ばれることになってしまった。きっと報われないエルファバにそっと自分を重ねたのかもしれない。

演じる事。お芝居をすること。

演劇サークルに仮入部してから2週間にスキルの差を見せつけられた。

歌がうまい者、意見を的確にいう者、演技や表情がうまい者。

僕より下手な者はいない。

お稽古の帰り道、とあるサークルに古株部員のK氏に『無名戦士ちゃんはできるよ!きっと!』

と肩を思い切り叩かれるアドバイス(実際は叩かれてない)。

『できるとかじゃねーんだ、頭沸いてんのか?僕はやらないんだよ。』きっと悪い方向にしか捉えられない僕の癖を鍋蓋で蓋をして『そっすね、がんばりまーす』と苦笑いした。

 本当はダメってこと、分かっているのにね。私よ。

最寄駅に着いた僕は宥めるつもりでローソンの唐揚げくんとストゼロを買ってあげた。

肝臓には悪いけど、メンタルがよくないまま死ぬのはごめんやね。

 死ぬんだったら、ストゼロぐらい飲ませてくれと一気飲み。

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あーあ、僕がエルファバみたいになれたらな。

唯一無二に憧れて目をとじる。

4時30分の起床のために。